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「ライスペーパー」ってなによ
常連さんから「ZigZagイエローダブル」をもらった。
「これ、あげるよ」
「ええ?、 使わないってこと?」と言って見たら
「Rice」って書いてある
なんだこれ?
うちの店で売っている「ZigZag」にはこんな記述はない。
急いでバーコードをチェック
”300-”で始まってるのでフランス製だ
でもこんなの見たこと無い
なんでも、シンガポールのお土産だとか・・・
早速、両ペーパーを比べてみる
いささかシンガポールの方が薄いようにも思えるが、ほぼ一緒
ここで先ず整理
そもそも、「Rice Paper」とはなんぞや
よくさあ、「極薄紙」のこと「ライスペーパー」なんて云ったりするけど
本来は、厚かろうが、薄かろうがたばこを巻く紙自体を
「ライスペーパー」というんです。
じゃあ、何で「ライスペーパー」って呼ぶのか?
本来、ベトナム辺りの米製のシート状の食材が「ライスペーパー」
これと間違えちゃった、ってのが簡単で分かり易いんだ
けど、話はそう簡単ではないんで、マダマダイクヨ~
その昔、「通草紙(つうそうし)」という紙?がありました。
「カミヤツデ(紙八手)」という中国、台湾原産の常緑
低木の茎の髄を桂剥きしてつくったもので
かつては造花(水中花)や書画で使われてらしい
この「通草紙」を見て、ヨーロッパ人が「ライスペーパー」
と間違えた。
だから、「カミヤツデ」を英語で「 Rice- paper Plant」
いうんです。
実に、ここで間違えちゃったわけよ。
それでもって、ヨーロッパで初期の紙巻タバコの巻き紙
が「通草紙」に似てたことから「ライスペーパー」と
呼ばれるようになったとさ
おしまい
だから「ZigZagイエローダブル」の「Rice」には米粉は
使われておりません。
もし米粉が使われてるとしたら「焼きおにぎり」っぽい香
りがする?と思う
それはそれで、興味深いけどね・・・・
2015年12月02日 | トラックバック(0)|